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マリモ生息湖沼の冬 〜阿寒湖、釧路湿原湖沼群の場合〜
 

マリモは北海道のいくつかの湖にも住んでいます。北海道のマリモが 住む湖は冬の間凍ってしまいます。その氷の厚さは数十センチにも及び、上を歩いたりワカサギを釣ったりできます。しかし原則としてマリモの住む湖底まで 凍ってしまうことはありません。マリモは氷の下で春が訪れるのを待っています。彼らは氷の下でも春になっても相変わらず転がっているだけですが…。
 
 

阿寒湖の冬の様子 (阿寒湖の位置はここに載っています)
 

 冬の阿寒湖は全面結氷(表面が全部氷で覆われてしまう事)します。しかし阿寒湖は火山帯にあるので湖底からは温泉が所々で湧きそこは氷に覆われず湯気が立ち上ります。

 氷の上は動物や人間が歩きます。写真の中にも動物の足跡がついています。エゾシカでしょうか?湖底で温泉の湧いている所は穴になっていたり、氷が薄くなっていて、上に乗っかると湖に落ちてしまいます。

湖畔の遊覧船も氷が融けはじめる4月の終わりまでお休みです。

湖畔温泉街から流れる川は結氷しません。わずかな面積ですが白鳥達が集まっていました。

 

釧路湿原湖沼群の冬の様子 (各湖沼の位置関係はここに載っています)

お土産マリモの故郷 シラルトロ湖
氷で覆われているのですが氷の薄いところから湖中が見えました。寒い中魚が泳いでいました。

夏になるとカヌーをする人で賑わう塘路湖(とうろこ)すでに20センチほどの厚さの氷が張られていました。湖上を歩けます。

達古武沼(たっこぶぬま)
強烈に凍っていました。シラルトロ湖や塘路湖に較べ風が少ないせいか、氷が滑らかです。阿寒、シラルトロ、塘路、達古武の中で一番スケートしやすそうです。

達古武沼では湖面に乗っかってみました。たまにミシミシいっていやな気分です。氷の厚さは20センチくらいあって落っこちる心配はありません。
 

達古武沼ではワカサギを釣るおじさんがいました。少し話しているうちにも釣り上げていました。

左上の写真では滑らかな氷ですが場所によってはこのように二層以上に氷ができているところがあります。


 北海道の冬は人間にとっては厳しいですが、生物は元気に活動しております。冬は観光客が少なくどこの湖沼もひっそりしています。つまり行った者勝ちです。凍った湖は大きな平 地です。大自然の中で思いっきり遊べます。ただし滑りますが…。訪れる際はごみとか残さないように携帯灰皿持参で訪れましょう。