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冬の阿寒湖

 阿寒湖は冬には全面結氷します。氷で覆われてしまいます。しかし、氷が張るのは表面だけで(表面だけといっても厚さは70センチくらいあるみたい ですが)水底は凍りません。その凍らない水底にマリモは転がって春をじ〜っと待っています。そんな阿寒湖の冬の写真です。撮影日は2001年12月24日 クリスマスイブです。天気は快晴です。


温泉街から見た雄阿寒岳と阿寒湖。
湖は水が撒かれ冬はスケート場になっています。

遊覧船も氷に閉じ込められ春までお休み

温泉街から流れ込む川の河口は結氷しません。そのわずかな面積に白鳥が集まっていました。

ボッケ近くの湖底からは暖かい温泉が湧いているので冬でも結氷しません。後ろは雄阿寒岳

ボッケ付近から雌阿寒岳。秋の写真集に同じ場所から撮った写真があります。湖の上を歩いた足跡がありますがエゾシカの足跡でしょうか。

ボッケ近くの阿寒湖岸。温泉が湧いているため湯気がすごいです。湖の所々に温泉が湧いています。

冬のボッケ。ドロドロした熱湯が湧いているのがボッケです。冬はその熱で雪が解け、水溜りみたいになってしまいました。また冬はボッケの水温と空気の温度差が非常に大きいので湯気が濃く立ち上るようです。写真撮影には向きません。

フロストフラワー(霧の花)です。湖畔近くで見つけました。結氷した湖面から蒸発した水蒸気が寒さで凍りついて成長したものです。気象条件で花状、棘状などさまざまな形に成長するようです。

ボッケ付近からマリモ生息地方向を見た写真です。氷の上を歩いていけばマリモ生息地までたどり着けそうですが、数キロあります。冷え込み厳しい中、天候の 変化におびえつつ(猛吹雪になったら遭難です)生息地まで行っても厚い氷の下にマリモはいますのでみることはできません。マリモ見物のできる春の訪れを待 ちましょう。
わ〜、スペースが余っちゃった。じゃあ冬の阿寒湖の感想を…。
 阿寒湖は圧倒的に夏に訪れる観光客が多いのですが、冬の方が私は好きです。まず観光客が少ないので落ち着いた雰囲気です。写真をおおく撮った ボッケという場所(温泉街から歩いて10分くらいです)も夏は人がたくさんいるのですが冬は一人も人がいませんでした。そこにたたずんで青い空と凍った阿 寒湖と雄阿寒、雌阿寒岳を見ていると一種の敬虔な気持ちになりました。当たりは静寂の世界なのですが、時々阿寒湖の氷がきしむ音が響きます。何とも不思議 な音で夏では聞く事ができません。そして湖底から湧きあがる温泉のため、付近は少し暖かいのです。だからぼーっとすることもできます。手軽に阿寒湖と雄阿 寒岳と雌阿寒岳を独占してボーっとできるところはなかなかありません。私はマリモを見なくても良い、北海道らしさを見たいという人には冬の阿寒をオススメ します。ただし冬はマリモ展示観察センターでマリモを見ることはできませんのでご注意を!