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最新情報

悠久のマリモの歴史の中でここ数年の動きを伝えるコーナーです。


<マリモ>日本起源か…渡り鳥を介し欧米へ? 2012/1/9 毎日新聞

 北半球の各地に生息するマリモは、日本が起源である可能性が高いことが、北海道釧路市教委の「マリモ研究室」の研究で分かったとのこと。同研究室の若菜 勇学芸員が約10年間、世界各地のマリモのDNAを収集・解析し、最も古いタイプのマリモが日本に集中しているのを突き止めた。渡り鳥を介して欧米に広 まったとみられるという。
 若菜学芸員は02年ごろから、日本とアイスランド、カナダ、西シベリアなど世界各地のマリモの標本約1200点をデータベース化するとともに、生体試料34点のDNAの変異の度合いを比較した。
 その結果、国の特別天然記念物に指定されている同市の阿寒湖のマリモをはじめ、国内の個体の多くが、変異が起こっていない「祖先型」であることが判明。琵琶湖の個体は変異後の「進化型」としては最も古いタイプだった。
 一方、欧米の個体の大半は、琵琶湖よりも新しい進化型だった。アイスランドの湖など一部には祖先型があり、これらは渡り鳥の飛来地だったという。
 このことから、若菜学芸員は、渡り鳥が日本列島のマリモを餌として食べ、他国の飛来地でフンや体についた細胞や胞子から分布が広がった可能性が高いと結 論付けた。欧米に渡った時期は、間氷期(13万〜7万年前)か最終氷期(7万〜1万年前)以降と考えられる。経路はシベリアなどでのデータが乏しいため、 確定できていない。


(管理人所感) まさに”悠久の”マリモの歴史を紹介する不思議な出来事。あの藻類にマリモという名前が川上瀧弥に付けられて110年ほどが経ちました が、もちろんマリモはその前から存在していました。鳥にくっついてアジアからヨーロッパに移動したマリモは移動中に何を見て何を感じたのでしょうか。そし てそこからヨーロッパ中に広がるマリモ。今一度世界のマリモの分布図を参照ください。
 そして阿寒湖では今日(「こんにち」です。「きょう」は真冬なので凍っていることでしょう。)も鳥たちがマリモの生息地の近くで魚を捕ったり何やらしたりして暮らしているのです。私も阿寒湖のマリモの生息地でサギがひっそりとたたずんでいるのを見たことがあります。


マリモ現象石垣島の海藻にも 釧路市教委学芸員、共通の原理を確認 2011/5/4 八重山毎日新聞
 
 北海道の阿寒湖に生息するマリモのように、藻類が丸く固まる現象を確かめる調査が3日午後、轟川河口で行われ、小さな団子状になる海藻の一種、ヒメフカミドリシオグサや、アオサが小石やサンゴの破片に付着して丸まる現象を確認した。

 マリモを研究している釧路市教委の若菜勇学芸員が、環境省やWWFサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」の職員、民間調査会社の調査員らと調査した。
 ヒメフカミドリシオグサは県のレッドリストで絶滅危惧(きぐ)2類に分類。それによると、ヒメフカミドリシオグサは瀬底島と石垣島に生息。分子レベルでマリモに近いことが分かっている。高さ1センチ以下で、小さな団子状の形をしている。

 この日の調査でも、アオサが生えている場所に近い砂地などで、ヒメフカミドリシオグサがつくる小さな丸い固まりを確認。若菜学芸員は撮影したり、サンプルを採取したりしていた。
 若菜学芸員は「マリモやヒメフカミドリシオグサに共通しているものを見ることで、生物としての営みが分かるかもしれない。丸くなる現象には、何か共通の原理があるのではないか」と話していた。

(管理人所感)暑さに弱いマリモですがその仲間が亜熱帯の日本最南西端の石垣島で生息が確認されたというのですから驚きです。亜熱帯の河口帯ですから余裕 で水温は40度くらいにはなりそうなものです。まだまだ私たちを驚かせてくれる魅力的な生き物です。これほど日本人に浸透している生き物(しかも藻です ぜ!)で、生物学的にも人文学的にも面白い生き物がいるのでしょうか。



阿寒湖畔エコミュージアムセンターのマリモの展示内容の一部が改良されました  2005/12/14

 阿寒湖畔エコミュージアムセンターのマリモの展示が一部され、展示内容も充実し見やすくな りました。今回の改良でいろいろな産地のマリモ追加展示されるようになりました。新顔としてはアイスランドのミーヴァトン湖のマリモやマリモの近縁種のタ テヤママリモなども展示に加わりました。
 アイスランドのミーヴァトン湖はこれまでに非常説展示で何回か出てきたことがあるようですが、常設展示としては国内初にしてここだけでしょう。
 その他、国内でも達古武沼・チミケップ湖・内沼・山中湖など他の施設では展示されていない、さまざまな産地のさまざまな形態のマリモが展示されるように なりました。
 阿寒湖に来られた際はぜひ立ち寄りたい場所です。

 詳細はこちらの阿寒湖畔エコミュージアムセンターのコーナーをどうぞ。

珍しいアイスランド・ミーヴァトン湖のマリモ。常設展示を行っているのは国内ではここだけだと思 います。



北海道・チミケップ湖のマリモ。レンガに付着していると いう珍妙なマリモを展示しています。チミケップ湖のマリモも阿寒湖畔EMCでしか見られません。





阿寒湖がラムサール条約の登録湿地になりました 2005/11/8

  国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)の第九回締約国会議が八日、アフリ カ中部のウガンダの首都カンパラ郊外で開かれ、本会議において、マリモ生息地の阿寒湖がラムサール条約の登録湿地になりました。 阿寒湖はマリモが前に出 ていて鳥の影はうすいですが、カモやハクチョウはやってきますし、オオワシもたまに見かけます。(オオワシが水鳥かというのはともかく…。)まぁ阿寒湖の 場合は鳥そのものというよりもラムサール条約の意義が広義にわたるようになり水鳥以外の阿寒湖の生態系が評価されたことと、もう一つは申請側の事情として 阿寒湖の大部分は立ち入りが制限されていて保全しやすいということもあるのかもしれません。
 で、地元の反応はというと、私は今阿寒湖にいますが、これが意外なほど反応がありません(^^; いや、阿寒湖以外の今回登録された湿地(少なくとも道 内は)は盛り上がっているようですが、阿寒湖の場合はほぼ反応無しです。
 いくつか理由を考えてみましたが、ラムサール条約に登録されて知名度が上がるといっても阿寒湖の場合、今でも知名度はかなりあり名を上げる必要が無いこ と、マリモ・火山・森の阿寒湖でなんで水鳥ラムサールなのという雰囲気も無きにしも非ずなように感じます。湿地と日本語で書くといわゆる湿原や、干潟ある いは浅い沼なイメージがありますしね。ラムサール条約の湿地には湖沼も湿地に含めているのですが。
 そしてなにより先月、阿寒町が釧路市と合併し、阿寒町では無くなってしまったのが大きいのかもしれません。釧路には湿った土地に満ちた日本の中でもっと もラムサール条約にふさわしそうで釧路の名を冠した釧路湿原がありますし、釧路市全体から見れば阿寒湖は末端に位置していますし…。確かに阿寒湖あっての 阿寒町ではなくなったのですが、ちょっと寂しいですね。


マリモ、やっぱり浮いた 80年余の論争に決着 2005/8/23朝日新聞

 阿寒湖のマリモがこの夏、初めて浮き沈み現象を見せています。これはマリモの表面に光合成で生じた気泡が付き、浮力が増し浮かび上がっているようです。 藻の表面に光合成でできた酸素の泡がつき浮くこ とは水槽野中では確認されていましたが、実際の自然の湖で確認されたことはありませんでした。これで80年余に及んだ浮沈論争に終止符が打たれました。
   「晴れれば浮かぶ水の上 曇れば沈む水の底」と「毬藻の唄」でも歌われ、小学6年の国語教科書でも「浮沈する」と紹介されたこともありました。
 その都度、現場の研究者たちは反論。暴風雨や、腐敗でたまったガスで浮く例があるだけだとし、「浮沈しない説」が主流になっていました。(このサイトで も基本的にマリモは自然の湖では浮き沈みしないという立場でした。一個下の記事に付いている写真の浮いているマリモも腐ったのかどうかまではわかりません が中に空気かガスのような気体が溜まって浮いたものだと思われます。)

 今年初めて観察されたことについて、阿寒町学芸員の若菜勇さんは「大型遊覧船の航路変 更が原因」とみています。30〜60分間隔で日中運航していた滝口コースが今年からなくなり、群生地付近にさざ波が立たなくなったため、藻の表面 についた気泡がはずれにくくなり浮かび上がったと分析しています。ただし浮沈するのは湖東部の滝口方面に分布しているマリモで、阿寒湖の球状マリモが主に 生息している北部のキネタンペ湾、チュウルイ湾のマリモは浮沈しておりません。これはこの二湾は普段から大きな波がたちやすいうえ、マリモの分布水深が深 いことなどから浮かばないらしいとのことです。
 さきに紹介したマリモの唄の影響で阿寒湖のマリモは「お天気藻」とも呼ばれていましたが、だれも浮沈現象を見たことがなく、神秘性をはらんでいました。
 若菜さんは「真実がわかりほっとした。ただ、浮かんだマリモは群生地から湖内に漂い出しており、新たな保護策を考えないといけない」と話されています。


阿寒湖で浮くマリモを確認 2005/06/15 読売新聞

 浮かばないと言われていた「阿寒湖のマリモ」が、大量に浮いているのを、阿寒町学芸員の若菜勇さんが確認されたそうです。今月8日、雄阿寒岳ふもとの阿 寒湖東端の入り江で、直径3〜5センチのマリモ500〜600個が、すき間に気泡をはさんだような状態で、水中を漂ったり、水面に上がったりしていたそう です。

 また阿寒湖のマリモで珍事ですね。毎年何らかの事件を起こし魅せてくれるやつです。阿寒湖のあいつらは。
阿寒湖のマリモはこちらで紹介している通り、大型の球状 体は湖の北部で生息しています。今回見つかった場所はあまり大型のマリモがいないところですね。記事中にも3〜5cmのマリモとあるので、阿寒湖の有名な 大型マリモに較べればかなり小粒なマリモです。
 「浮かばないマリモ」と書かれていますが、うーん、これはどうなんだろ。確かに阿寒湖のよ うな天然のマリモは光合成で酸素の泡を表面につけたとしても、湖には 水流があり、そのせいで泡は取れてしまい浮かばないと言われてきました。ちなみに水流の無い水槽のような場所で育てると浮かぶ場合もあるようです。

 ただ阿 寒湖には浮いたマリモが皆無かというとそうではありません。管理人自身も湖北部のキネタンペ湾で浮いているマリモを見たことがあります。(写真) この浮いているマリモは、光合成による泡のせいで浮いていたと言うより、内部に空気が入って浮いてしまったような感じでした。もっともこのように浮い ているマリモの数はとても少なく、今回のように数百個単位で一斉に浮くことはありません。

 また今回は隙間に気泡を含んでいるような形で浮いていたそうですので、どうして大量に浮いてしまったのでしょうか。
 最近北海道は穏やかな天気が続いて光合成日和が続いていますし、また今回の騒動の箇所は湖東部の入り江なので風などの無い波が比較的穏やかな 場所ですし、マリモが光合成して泡をくっつけたままにいられる条件がばっちりだったのでしょうね、多分ですが(^^;

 天変地異のはじまりとかで、マリモが浮いたら地震の前兆とかいうマリモ地震予知みたいなことができれば面白いなー、とは思いますが、今までマリモが騒い だ ときの経緯を考えるとあいつらにそんな能力はなさそうです(笑)

キネタンペ湾の浮いているマリモ
(2001年7月管理人撮影)



阿寒湖でマリモの復元事業  2005/01/19 読売新聞

 環境省は阿寒湖で国の特別天然記念物マリモの復元事業に取り組む方針を固めたそうです。今年から三年計画で湖の環境調査を行い、復元 のための管理手法を検討するそうです。 阿寒湖のマリモ生息地は、マリモが最初に発見されたシリコマベツ湾で球状のマリモが消滅したのをはじめ、数箇所でマリモの消滅、あるいは衰退が報告されて おります。

 環境省では、マリモの胞子を植えるなどの手法を今後三年間かけて検討するそうです。自然環境下でのマリモの復元事業は初めての試みで す。 今後は研究者を招いてシンポジウムを開き、さらに地元関係者で協議会も発足させる予定とのことです。

 阿寒湖湖岸にはマリモが打ち上げられて乾燥するのを防ぐため鉄製の堤防(というほどのものではありませんが・・・)が設置されました が、こいつの是非を めぐっても熱い討論がかわされそうです。というのは1950年代の後半から設置されてきたこの防止堤、近年の研究により この防止堤自体がマリモの生態に悪影響を与えている可能性が指摘されているのです。

まず防止堤そのものが大規模な打ち上げを誘発する合成波を発生させている可能性があること。またこのサイトの阿寒湖マリモの球化のコーナーでも紹介 しているように、マリモの球状体が大型化→中が腐って崩壊→破片から再生という生活を送っていることも最近わかってきました。大型のマリモが打ち上げられ た際には球状体が崩壊するので、マリモが打ち上げらること自体がマリモの生態的に意義があることということがわかってきました。つまりマリモがたまに打ち あがることはマリモの群落の維持にとっても必要であり、その打ち上げを減らす防止堤はマリモの生態に悪影響を与えている可能性がある、ということです。

 今後協議会では、防止堤の是非や撤去方法、さらにはマリモを生かした環境教育や、エコツーリズムなど観光資源としての活用も議論する 予定だそうです。

最近北海道内のマリモの話題は釧路湿原地域の話題に押されていた感のある阿寒湖のマリモですが、2005年の初っ端に面白そうな動きを 見せてくれました ね。今後も行く末を見守っていきたいと思います。


ほくでん総研 えべつものづくりフェスタ2004でマリモの培養装置を展示 2004/09/04

 マリモの培養に関する研究を行ってきたほくでん総研がえべつものづくりフェスタ2004でマリモの培養装置の見学や培養マ リモのプレゼント、子供たちを対象に「マリモ作り体験」を行います。(内地の方にはほくでんと言ってもわからないかと思いますが、北海道電力のことを略し てほくでんというのです。関西電力とか東京電力の北海道版みたいなものです。)

 お土産マリモの材料は湖の天然マリモなのですが、その材料のマリモは減少してることが指摘されています。(当サイト内お土産マリモ問題第八章) そんな中、ほくでん総研はマリモの培養方法を開発し、特許を取得しました。この技術が広まればお土産のマリモ問題は過去の問題になるかもしれないすごい技 術ですね。と、めんどくさいことは抜きにしても培養装置の中でマリモが育っているのを見られる機会は早々ありませんから、この機会に行ってみてはいかがで しょうか。管理人も見たことがないのでわくわくしております。ものづくりフェスタだけあって、マリモ以外にもさまざまな展示があるようです。

 開催日は2004年9月18日(土)の10:00〜16:00、場所は札幌から電車で20分ほどの江別市の対雁2−1(江別駅から徒 歩15〜20分)で す。当日は江別駅から送迎バスが出るそうです。培養マリモのプレゼントは先着300名とのことです。培養マリモをもらうために札幌から江別まで、延々渋滞 が起こるかもしれませんね。

 ほくでん総研内のサイトに去年のものづくりフェスタの様子を掲載したページがありましたので貼っておきます。→こちら(ほくでん総研ニュース64号内)
 また江別市の市報にも告知されてあったのでこっちも貼っておきます。→こちら(pdf 江別市市報2004年9月)


9月13日追記:今年は江別駅からの送迎バスは出ないそうです。



小川原湖に国内初のマリモの仲間  2004/03/31 北海道新聞
 国土交通省高瀬川河川事務所は三十日、 小川原湖で、マリモの仲間である藻類「ウィットロキエラ属サリナ」を国内で初めて確認したことを明らかにしました。調査を依頼していたマリモ研究者の若菜 勇さん、筑波大準研究員の羽生田岳昭さんが確認し、「日本藻類学会」で発表しました。  ウィットロキエラ属は、藻類のアオサ藻綱シオグサ目に分類される糸状性緑藻の一属です。マリモに似ていますが、糸状体の枝分かれ部分やが微妙にマリモと 異なり、その生息地は汽水域です。オーストラリアや欧州、北米の温帯域で確認されています。小川原湖で見つかったものは、湖底の岩盤上に付着しており、丈 の長さは一−三ミリでした。  小川原湖では2001年にマリモの生息が確認されていました。追跡調査を行っていた若菜さんと羽生田さんはDNA解析を行い、小川原湖でマリモと混生し ていたウィットロキエラ属を確認。その後オーストラリア・ビクトリア州のジップランド湖沼群で採取したものと比較し、形態が極めて似ていたことや遺伝的に もわずかな違いしかなかったことから、「サリナ」と同定しました。

小川原湖については小 川原湖のマリモもどうぞ


展示していたマリモ144個を阿寒湖に  2003/12/08 北海道新聞
今年も阿寒湖チュウルイ島の展示マリモが湖に戻される季節がやってきました。チュウルイ島のマリモ展示観察センターに展示されてきたマリモ144個を湖に 返す作業が八日に行われました。
 マリモ展示観察センターは冬期間閉鎖されるため、毎年、この12月の初旬頃から翌春までマリモを生息地のチュウルイ湾に戻しています。
 この日の阿寒湖の気温は氷点下五・六度。阿寒観光汽船の従業員らが、越冬用の鉄かごに入れた直径八−三十センチのマリモをボート上から水深四メートルの 湖底にそっと沈めました。
 マリモは来年四月に湖底から引き上げられ再び展示観察センターに展示されます。


培養マリモ試験販売へ  2003/10/11 読売新聞−「千歳・恵庭・江別・北広島」版
以前このサイトでも紹介した、マリモの試験培養に取り組み、糸状体の成長を速めることに成功していた北海道電力が培養マリモを試験販売に踏み切るようで す。販売されているマリモが天然の生態系にインパクトを与えている現在、これをきっかけに販売されているマリモが天然物から培養物になればと思います。


『これがマリモファミリーだ−DNA研究が明らかにしたマリモの仲間たち』  2003/08/09 阿寒湖畔エコミュージアムセンター、北海道新聞
 
日本全国から「マリモクレード(ファミリー)」の緑藻類八種を集めた、夏休み特別展「これがマリモファミリーだ−DNA研究が明らかにしたマリモの仲間た ち−」が、2003年8月17日(日)〜26日(火)の間阿寒湖畔エコミュージアムセンター・レクチャールームで開催されています。入場は無料。午前9時 〜午後7時が開館時間です。
 展示されているのはご存知「阿寒湖のマリモ」、北海道初見参の富山県の「タテヤママリモ」、糸状の沖縄県の「ミゾジュズモ」や神奈川県の「カ イゴロモ」など。あと「アルノルディエラ(阿寒パンケ湖・琵琶湖)」と「ウイットロキエラ(小川原湖)」は日本新産で、これも初公開ではないでしょうか。
中でも珍しいのは「バシクラディア」名前を見るとなんのこっちゃですが、あの縁起の良い蓑亀の藻です。蓑亀といわれても何のこっちゃなひ人、亀 の甲羅から長い藻が生えているのを写真やテレビで見たことありませんか?あの藻がバシクラディアという無機質な名前の藻のことです。これでもわかんない人 はgoogleで検索してください。こいつの標本も展示されていました。
 同町教委の若菜勇学芸員は「これもマリモ? とまずは楽しんで学んでほしい。これを機に興味を持ってもらえれば」とおっしゃっています 問い合わせは、阿寒湖畔エコミュージアムセンターマリモ研究室(0154・67・4660)
管理人も早速行ってまいりました。忙しかったのですがこれを見に行くため阿寒湖日帰りを初決行しました。私もタテヤママリモをみるのは初めてでし たが、マリモとまた違ってこいつも珍妙なやつでした。詳細は新コーナーを作ってそっちで紹介しようと思いますができるのはだいぶ先になりそうです。


サイト内のマリモの学名をCladophora sauteri からAegagropila linnaeiに変更 2003/05/14

 やろうやろうと思っていたのになかなか作業時間がとれずできなかったサイト内に記述されているマリモの学名変更をついに行うことができました。マリモの 学名は従来のCladophora sauteriからAegagropila linnaeiに 変更されました。これはある日突然変更されたわけではなく2002年の後半くらいから徐々に(名前が徐々に変わるのもおかしいですが…)マリモ界の研究者 の間で変わっていったという感じでしょうか。学名が変わっているのにこのサイト内の記述は旧名のままでしたから世間に誤った情報を垂れ流していると思うと 心苦しかったのですがようやく作業ができてすっきりしました。この新しい学名については「マリモの分類」のコーナー に載せておきましたので気になる方は参考にしてみてください。サイトの所々には旧名のままの表記があるかもしれませんがご容赦ください。気付き次第直して いきます。



マリモお目覚め 阿寒湖で引き揚げ作業 2003/04/28 北海道新聞
 
 今年も阿寒湖のマリモが目覚めました。毎年阿寒に春を訪れを告げるこの行事。今年もゴールデンウィークの観光に間に合わせるべく作業が行われました。
 阿寒湖のチュウルイ島にあるマリモ展示観察センターは冬季閉鎖するため十二月の初旬ごろ展示用マリモを網かごに入れてマリモ生息地のチュウルイ湾に沈 め、湖面の結氷が緩むこの時期にひきあげています。
 今年は湖の氷が厚く、現在も所々に厚さ十―二十五センチの氷が残っており、作業が例年より三日ほど遅れたそうです。町教委職員らが水深約四メートルの湖 底から網かご四つを揚げると、直径十―二十五センチの鮮やかな緑色のマリモが現れ、柔らかな春の日差しに輝いています。
 引き揚げた約百五十個のマリモは四月二十九日から、阿寒湖の展示観察センターの水槽で公開されます。


「まりむ」グッズが人気 阿寒湖 2003/2/20 北海道新聞
 
管理人の旅行&お土産マリモ記事等によって日時が前後してしまって恐縮なのですが新しいマリモグッズが人気を呼んでいるとの記事が新聞に載ってい ました。
 二年前に阿寒湖小学校の児童が考案した阿寒湖温泉イメージキャラクター「まりむ(毬里夢)」を生かした土産品が、人気を集めています。阿寒湖温泉まちづ くり協議会(金山泰明会長)が今月から携帯ストラップなどを作製・販売しています。
 「まりむ(毬里夢)」は、2001年に当時阿寒湖小六年だった藤原絢子さんが「阿寒湖を訪れた人たちと、まりものようにまあるい気持ちで仲良くできます ように」と考案したキャラクター。アイヌ民族衣装を着た国の特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」が、民族楽器のムックリを持っているデザインです。
 これまでも同温泉街のガイドマップなどに登場してきましたたが、新たに携帯ストラップやキーホルダー、耳かきなどに使われ、阿寒湖温泉街の土産物屋やホ テルで限定販売しています。土産物などを入れるのに役立つ、「まりむ」のイラスト入り麻袋も近く販売する予定だそうです。
 携帯ストラップ、キーホルダーは三百五十円、耳かき二百五十円、ステッカー百五十円(税別)とのことです。

  ここまで読めば「まりむ」ってどんなキャラか気になりますよね。多分阿寒観光協会さんのサイトのトップにい る彼だと思います。これまでのマリモのおみやげひんはマリモに手足口目が生えたものがほとんどでしたが「まりむ」は民族衣装を着て民族楽器まで持っている 一風変わったキャラですね。阿寒湖に行ったら探してみてくださいね。

 

マリモ激減 土産品ピンチ 2003/2/27 北海道新聞
 
このサイトでは以前から指摘しておりましたが、シラルトロ湖のマリモの危機的な状況が北海道新聞に掲載されました。
記事によるとシラルトロ湖のマリモはかなり減少しており、その減少理由としてお土産品へ加工するためのマリモの採取、水質汚濁等があげられています。この 記事についてはお土産マリモ問題の方にコーナーを組みましたのでそちらを ご覧ください。


まりもようかん老舗 西村食品工業が自己破産を申請 2003/2/7 北海道新聞
 
 まりもようかんを はじめとする菓子・パン製造の西村食品工業(本社・札幌市西区)は六日までに、札幌地裁に自己破産を申請しました。七日に破産宣告を受ける見込みです。帝 国データバンク札幌支店によると負債総額は約十四億九千万円。社員八十九人とパート従業員二百十三人は六日付で解雇されました。
 同社は一九二九年創業の老舗。和洋生菓子やパン、それからまりもようかんを 製造し、大手スーパーに出店した直営店舗などで販売していました。最近のピークとなる九四年三月期には売上高四十五億二千三百万円を計上しましたが、景気 低迷や競争激化により売り上げが低迷。二○○二年三月期には売上高が十九億三千六百万円まで落ち込み、資金繰りに行き詰まったそうです。
 まりもようかん界の老舗がひとつ消えてしまいました。筆者が確認していたまり もようかんを 製造している会社は4社ありましたが今後は3社に減少しします。西村食品のまりもようかんは箱詰めされた土産用のものもあれば、ビニール袋に放り込んだだ けのお手軽なやつまで用意されて好感度が大きかったです。実際私も内地に行くときやサイトの訪問者の方とあった時には西村食品のまりもようかんを持参し好 きでした。そのような西村食品さんの商品がなくなると思うとすこぶるさびしいです。


◆ マリモ界2002 ◆
└2002年のマリモ界を振り返る年末企画


一足早く冬休み 展示施設のマリモ 湖底に“引っ越し”2002/12/2 北海道新聞
 
今年も阿寒湖の展示観察センターのマリモが冬篭りに入りました。阿寒湖の冬の到来を告げるマリモの引っ越しがすむと阿寒湖に本格的な冬が訪れます。
 釧路管内阿寒町の阿寒湖チュウルイ島のマリモ展示観察センターに展示されていた、国の特別天然記念物・マリモ百五十二個が二日午前、越冬のため、阿寒湖 の湖底に戻されました
 阿寒観光汽船の遊覧船が立ち寄る同センターは冬期間閉鎖されるため、毎年、冬から翌年の春までマリモ生息地のチュウルイ湾に戻しています。
 この日は同汽船の従業員らが、深緑色の直径八―二十五センチのマリモを越冬用のかご四個にそっと入れ、ボート上から水深四メートルの湖底に沈めました。 同町教委の高山肇学芸員は「春にはまた美しい姿を見せてほしい」と話していました。
 マリモは来年四月に湖底から引き上げ、展示観察センターに展示されます。


“台風の恵み” 浅瀬に大きなマリモ−阿寒湖まりも祭り 2002/10/12 北海道新聞

てっきりまりも祭りの開始は来週だと作者は勘違いしてたのですが今年のまりも祭りは10/11から開催されたようです。来週阿寒に行こうと思っていたのに 不覚を取りました…。さて例年通り生息地の観察会が行われたので様子を掲載しておきましょう。
 秋の阿寒湖畔で展開される「まりも祭り」が11日から13日の日程で始まりました。11日は十五人が参加して同湖北側のマリモ群生地チュウルイ湾で観察 会が行われました。台風の影響で打ち上げられたマリモが岸に近い場所にあり、参加者は「近い場所で大きなマリモが観察できた」と、台風の恩恵に喜んでいま した。
 チュウルイ湾では、下の記事にもある通り台風の強風による波で二日、十四・四トンのマリモが岸に打上げられました。二十メートルの沖合に戻す作業は四日 に終了したばかりです。そのため、通常は一・五メートルほど潜らなければ観察できない直径十五−二十センチのマリモを、水深六、七十センチの浅瀬で観察で きます。
 この日の参加者は、二十五センチ級の大きなマリモを目の当たりにし、「大きなマリモがごろごろいる風景なんて見たことない」「自分ですくい出したのは初 めての経験」と、台風の残した恵みに思わず笑顔(うらやましい…。)
 阿寒町教委の若菜勇学芸員も「台風の被害もあったが、結果として参加者が大きなマリモを近くで見られたのは幸運」と苦笑いしていたそうです。
 まりも祭りは十三日まで行われ、この後、「まりも神輿(みこし)」などのアトラクションやフォーラムなどが予定されています。
マリモ界最大のイベントの日程を勘違いしていたとは情けないです。これからは気を引き締めてマリモ道に精進したいと思います。



台風の影響でマリモ大量打ち上げ 2002/10/4 北海道新聞、読売新聞

 
 阿寒湖では三日、マリモが少なくとも数トン、約六百平方メートルにわたって打ち上げられました。二日未明から早朝にかけて強風で寄せられたとみられ、町 教委は四日からマリモを沖合に戻す作業を始めています。
北海道阿寒町教委によると、2日午前8時ごろ、同湖北部のチウルイ島湾の湖岸に大量のマリモが打ち上げられているのを同町教委の監視員が発見しました。マ リモが打ちがあるのは特に珍しいことではなく、マリモ生息地のチュウルイ湾には日常的に大型マリモが打ちあがっています。しかし今回は大型マリモの生息し ていないチュウルイ島北岸に打ち上げられただけにその影響がどう出るかが注目すべき点だと思います。  
マリモは台風による強い波で打ち上げられたとみられ、約600平方メートルにわたり直径10〜20センチ級のマリモが散乱、高いところでは約40センチに まで積み上がっていたようです。マリモは大小様々なため、今のところ数は特定されていません。
 台風でマリモが打ちあがるケースは珍しくなく過去何回も記録されています。最近では1995年にも今回の約6倍の規模でマリモが打ち上げられています。
先日阿寒湖で直径31センチの巨大マリモが発見されましたが今回の台風の後に観察会を行っていたら台風の影響で崩れていたかもしれませんね。一週間の差で 31センチという記録が残りました。



直径31センチ マリモの最大記録更新 阿寒湖 2002/09/30 北海道新聞(同日読売新聞、毎日新聞の北海道版にも同様の記事が掲載されていました)

 

 「阿寒湖のマリモ」の保護、増殖のための生態調査で二十九日、直径三十一センチの特大マリモが釧路管内阿寒町の阿寒湖で引き揚げられた。一九九七年に発 見された直径三十センチの最大記録を一センチ更新しました。
 発見されたのは、同湖北側のチュウルイ湾沖約百メートル。水深一・四メートルほどの浅瀬で光が入りやすく、周囲の水草がクッションとなってマリモを保護 している絶好の環境です。
 阿寒町教委の若菜勇学芸員は「周辺にも二十五センチ級のマリモがごろごろしていた」と話していました。
 特大マリモは同日、町内外の十人が参加した「マリモ観察会」で披露され、参加者は「こんなに大きなマリモがあるなんて」「触ったら壊れそう」と歓声を上 げていたそうです。



阿寒湖マリモ「30cmに900年」は俗説、十数年で成長 2002/09/27 朝日新聞
 
阿寒湖マリモが最大級の直径30センチに育つには「800年から900年かかる」と言われてきましたが、地元研究者の調査で、十数年でも30センチに達す ることが分かりました。
 調査したのは、阿寒町教委の若菜勇学芸員です。マリモが群生するチュウルイ湾の70〜100メートル沖で、97年から成長を観察しました。調査地はさく のように水草が取り囲んでいて、ほかからマリモが流れ込まず、一貫して確認できたそうです
97年には最大でも直径10センチだったが、99年に15センチ大のものが出始め、今年は25〜30センチ級が密生していました。最低でも5年間で10セ ンチ大きくなり、年で30センチに育つ計算だ、という。前の文は新聞からの抜粋なのですが、私は体積として考えるとマリモは丸いですし直径と年数は比例す るのかなと思います。どちらにせよ思われている以上にマリモの成長は早いようですね。
 今回の観察場所は水深1〜1.5メートルと浅く、日光が届きやすく成長が早いとみられるが、条件が合えば、ほかの場所でも十数年で30センチに育つはず だ、といわれています。
 若菜さんによると、54年の科学映画で、直径十数センチになるのに「数百年かかる」と紹介されて以来、この「数百年」説が定着したらしい。97年に30 センチ級のマリモが見つかった時も、「900年かかる」と言われたました。
 これまで、生態を継続観察した研究例はなく、実証も反証もされることはなかったのです。実験室では大きく育てられないことも、「数百年」説を助けていま した。 マリモのような寿命の長い植物を定点で水中の自然状態のまま同じ個体を観察しつづけることはとても難しいですから。
  マリモは大きくなるにつれ浅瀬から深い所に流され、直径30センチ前後を境に波の影響などで崩れ出す。このため、観察場所で直径30センチに育ったマ リモがどこまで育つかはわかりません。 個人的にはm級を目指し世間の阿寒湖を見る目は変えてほしいと思います。まぁその前に崩れると思いますが…。
 若菜さんは「マリモは現状を保護することに力を注いできたが、今後は、マリモを増やす対策を考えることができる」と話しています。
 過去阿寒湖でマリモの生態調査もやられた吉田忠生・北海道大名誉教授(藻類学)の話です。「現場で長年見続けていないと得られないデータだ。これまで俗 説を覆すだけの証拠がなかった。マリモが速いサイクルで成長することが分かり、今後の保護増殖にも弾みがつく。」
下の同日の北海道新聞の記事もお読みください。



マリモの成長速度は? 27日から阿寒湖で実地調査  2002/09/27 北海道新聞

 
 国の特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」保護・増殖のための生息地実地調査が、二十七日から十月一日まで阿寒湖で行われます。阿寒マリモ自然史研究会(佐 野修代表)の主催です。阿寒湖の環境調査やマリモの成長速度を割り出すためのデータを収集し並行して、外来種ウチダザリガニの生息数や同湖環境に与える影 響なども調べる予定となっております。この調査は97年の調査以来の大規模な調査です。
 調査は西の旧マリモ生息地シリコマベツ湾を中心に行われる。ここのマリモは戦前まで大型のマリモが居ましたが今ではほぼ絶滅状態。痕跡的な糸状体が残る のみとなっています。水質や地質、生態などを調べ同湾での個体群復元のための基礎データを作るそうです。今回調査の中心となる阿寒町教委の若菜勇研究員は 「今あるものをどう守っていくかだけでなく、どうやったら増やしていけるかを検討していきたい」とはなしています。
 マリモの成長速度に関しては、これまで「少なくとも一年に一−二ミリほどは成長しているのでは」との説もあったが、「成長速度はもっと速い」という専門 家もいて、諸説が渦巻いておりました。当サイトでは「阿寒湖での成長は遅いが条件さえよければ速いスピードで成長する」と説明してきましたが、今回どうや ら真のマリモの成長速度がわかるようです。今回の調査では、同湖北側の個体群生息地チュウルイ湾に定着している直径二十センチを超える大型マリモを引き揚 げ、一九九七年時のデータと照合して成長速度を割り出という方法が行われます。
 また、一般市民を対象に二十九日午前九時半から「マリモ生息地観察会」を同湖チュウルイ湾で行うそうです。直径二十五センチを超える巨大マリモや実地調 査の様子が見学ができます。(締め切りは27日までです…。)
 というわけで阿寒湖に行ってきます。帰ってきたらまたご報告したいと思います。



中央競馬「まりも特別」を開催 2002/08/16 

 
 さて今年も札幌競馬場で「まりも特別」というレースが行われます。「まりも特別」というのはレースの名前です。(「有馬記念」「日本ダービー」という レースがあるように「まりも特別」があります。ちなみに「阿寒湖特別」もあります)この「まりも特別」が行われるのは8月18日の第9レース、14:20 の発走です。芝の1200m右回りのレースで牝馬のみ、3歳馬は獲得賞金500万以下、4歳以上は1000万以下の馬が発走します。16頭の馬が発走しこ れから秋に行われる牝馬のレースの鍵を握る重要なレースです。




西湖でフジマリモ再確認 富士山ろくに群落維持  2002/07/30 北海道新聞 
 
 富士五湖での生息が確認されている「マリモ」の調査が、このほど山梨県足和田村の西湖で約7年ぶりに行われ、大規模な群落が再確認されました。
 西湖では1993年にマリモが見つかりました。 フジマリモは湖底のわき水の周辺の水深約10メートル前後に群生、直径約10センチの個体も見つかったそうです。調査では湖底に温度計も設置されました。 調査した北海道阿寒町教育委員会の若菜勇学芸員は「群落が維持されているのは、わき水量などの環境が保たれているからではないか」と話されています。



越冬マリモお引っ越し 阿寒湖で引き揚げ作業 2002/04/23 北海道新聞夕刊 
 
 マリモファンに春の訪れを告げる行事が今年もやってきました!!阿寒湖チュウルイ島にあるマリモ展示観察センターの冬季閉鎖のため、去年の12月1日に 展示用マリモにおもりをつけた網かごに入れてチュウルイ湾に沈め、湖面の結氷が緩むこの時期に引き揚げています。 今年は阿寒湖の解氷が例年より一週間ほど早く、湖面から氷が既に消えているそうです。 町教委職員らが水深四、五メートルの湖底から網かご五つを引き揚げると、直径十―二十センチのみずみずしい深緑色をしたマリモが姿を現し、春の日差しに輝 いていました!いや〜手伝いに行きたいですね!! 引き揚げられた百三十二個のマリモは、展示観察センターの水槽で、二十九日から公開されるそうです。本格的な観光シーズンの到来です。



小説新潮四月号に推理小説「マリモは語る」という小説が掲載されていました 2002/4/18

  マリモがキーになる推理小説第二段です。作者は夏樹静子さんです。検事霞夕子 北海道第二の事件という事です。さてさてその内容なのですが阿寒湖の天然マ リモが登場して急速になぞが深まる事件です。私個人としてはちょっと展開に無理ないかなぁ、と感じました。多分4月の20日前後に来月号が出る雑誌だと思 いますのでまだお読みになられていないかたはお早めに…。



氷割って春を呼ぶ 阿寒湖観光遊覧船の航路開き始まる  2002/04/17 北海道新聞
 
 観光シーズンを前に、湖面を覆う氷を割って遊覧船の航路を開く砕氷作業が行われており、阿寒湖に春の訪れを告げています。
 観光遊覧船ましゅう丸(一八八トン)が、同湖南岸の船揚げ場を出航。最も厚いところで七〇センチほどもある氷に、勢いをつけて船首から体当たりを繰り返 すと、深い緑色をした水面が少しずつ顔をのぞかせているそうです。
 特別天然記念物の阿寒湖のマリモの展示施設があるチュウルイ島までの航路約五キロが開通するのに十日ほどかかるそうです。同汽船の担当者は「今年は雪が 多かったため、湖水が凍った氷に加えて、雪が湖水に沈んで凍った部分があり、例年より氷が厚くなっている所もある」と話しています。
 阿寒湖畔で氷割りが始まるとほどなく観光シーズン到来です。湖が全面結氷するため湖の島にある展示観察センターから湖に戻って冬を越していたマリモ達。 彼らの目覚めも近いようですね。今年も阿寒湖に行きたいです。




ついに阿寒湖のミュージアムセンターが完成しました。2002/04/13  北海道新聞

  環境省の施設「阿寒湖畔エコミュージアムセンター」が完成しました。二十五日から利用でき、阿寒湖畔の自然を楽しむための情報発信基地として期待されてい ます。 敷地面積は八千二百五十八平方メートルで、二〇〇〇年から閉館していた阿寒湖畔ビジターセンターを改築しました。総工費は約六億八千万円。環境省が所有・ 管理するエコミュージアムやビジターセンターの中では国内最大規模の施設で、年間入場者数十万人を見込んでいます。センター内には、マリモの生態を 観察できる水槽、阿寒湖畔に生息する動植物を分かりやすく紹介した「アクティビティーサロン」、阿寒国立公園の見どころを示すフィールドマップな どがある「インフォメーションサロン」、二台のパソコンで自然情報を検索できる「データベースサロン」などがあるそうです。 圧巻なのはアクティビティーサロンの床に張られた六百八十平方メートルの航空写真。千分の一に縮尺された阿寒国立公園の全景が足元に広がり、写真上の各ポ イントに立つとボッケ(泥火山)のわき出る音やシマフクロウの鳴き声などを聞くことができます。

 自然解説員一人とマリモ研究員二人が常勤、利用者の疑問に答えてくれます。同センターの管理を委託された自然公園美化管理財団阿寒湖 支部の久保勲支部長は「阿寒国立公園の大自然への理解を深め、同時に環境保護についても考える拠点にしてほしい」と期待している。

 開館時間は午前九時〜午後五時で、休館日は毎週火曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始。入館無料。二十四日午後一時から、オープニン グセレモニーが行われるそうです。

ついに完成しましたね!去年阿寒に行ったときはビジターセンターが休館で残念でしたので早く見てみたいです。館内にはマリモ専門の研究 員の方が常駐するとの事。マリモの疑問があったら即解決する事でしょう。阿寒湖第一のお勧めの施設になりそうです。



マリモはもう冬休み 越冬のため湖底へお引越し 2001年12月1日 北海道新聞

 今年も阿寒湖チュウルイ島の展示観察センターの天然マリモが越冬のため湖底へ返されました。
チュウルイ島は湖が凍る12月から4月末まで閉鎖されるためそこに展示してあるマリモ達は冬の間湖底へ戻ります。阿寒町の学芸員が直径8センチから23セ ンチのマリモ132個を網に入れて水深4メートルの湖底に戻しました。このマリモは来年4月に再び引き揚げられます。

 今年のマリモ展示も終了しました。マリモが湖に戻される頃、北海道では厳しい冬が本格化します。マリモ達も湖底に戻って、家族や恋人 と、クリスマスや正月を楽しんで、観光シーズンの来年4月から再び出稼ぎをするため引き揚げられます。
 夏にあなた達を見て感動しました。今年のお勤めご苦労様でした。湖底でゆっくり仲間と休んでください。また来年もおじゃまします。そのときはよろしくお 願いします>マリモ



青森・小川原湖でマリモ確認 汽水域で国内初  2001年10月5日 河北新報
 青森県上北町の汽水湖・小川原湖で、国内の淡水の湖沼以外ではほとんど見られないマリモが発見されました。マリモは国土交通省の「河川水辺の国勢調査」 で確認され、4日に同省高瀬川総合開発工事事務所(八戸市)が発表しました。 マリモは9月上旬、湖岸から水深10メートルほどの深さにかけての湖底で、 岩やカラスガイに長さ1センチ前後の芝生状に付着しているのが見つかったそうです。ちなみに阿寒湖の真ん丸いマリモはそれほど深いところにはいません。
 小川原湖の植物を長年調査し、国勢調査アドバイザーの元三沢高校長、田高昭二さん(72)=三沢市=が事務所の依頼を受けてマリモであることを確認しま した。海水と淡水が交じる汽水湖の中でも、淡水に近い湖ではマリモが見つかっていますが、小川原湖のように直接海とつながる汽水域にいたマリモが確認され たのは国内で初めてだそうです。
 
 小川原湖周辺では、汽水湖に分類される内沼(青森県六ケ所村)などでもマリモが見つかっていてますが、内沼は小川原湖と川でつながり淡水に近い「副湖」 で、海とつながる小川原湖のような「本湖」で確認された例は国内にないそうです。これから詳しい調査を重ねるそうです。
 マリモの「海水好き」のまた大きな証拠になると思います。これは今後のの詳しい調査が待たれますね。汽水中のマリモの細胞の様子やマリモだけではなく全 体の汽水湖の生態系の様子に興味があります。



北米大陸にもマリモが生息 2001年8月15北海道新聞
 これまで日本や北欧諸国での分布が確認されているマリモ。さらに北米大陸にも分布していることがわかりました。
 若菜勇さんらが行ったDNA鑑定の結果、米アイオワ州ローラス大のデイビッド・クザルネッキ教授(微細藻類学)が一九八六年と今年六月、ミネソタ州ベミ ジー湖岸で採取した12藻体が阿寒湖のマリモと同じ種であると確認されました。
 アメリカのマリモは直径2ンチメートルほどで阿寒湖のマリモよりはるかに小さいですが阿寒湖のマリモと同じ種でした。
 マリモの分布は阿寒湖近辺だけと考えられてきましたが、インターネットの普及による国際的な情報交換と地道な現地調査によって九九年にアイスランドと オーストリアで、昨年はスウェーデンとエストニアでマリモの生息が確認されました。



特急「マリモ」運転開始 2001年7月1日
 下にも書いたとおり7月1日から特急まりもの運転開始が開始されました。詳細はこのサイトの特急まりも運転開始記念特別企画  をご覧になってください。



特急「まりも」誕生 2001年6月3日 (参考資料 北海道新聞、JTB時刻表)
 
 北海道に「まりも」という名の特急列車が誕生します。詳しい情報が手に入りましたので載せていきます。
 JR北海道は2001年7月1日にダイヤ改正を行います。このときに札幌〜釧路間の特急「おおぞら」をすべて高速化し「スーパーおおぞら」とします。そ こで夜行の「おおぞら」一往復を「まりも」の名前に転換するそうです。ちなみに昔は札幌〜釧路に急行「まりも」という列車が走っていたそうです。
 さらに今年の夏は特急「まりも」を根室まで延長運転!しかも札幌発6/30、7/6と根室発7/1、7/7は寝台特急「北斗星」の車両を用いて「北斗星 まりも」号として運転します。
では主な駅の着発時刻を載せておきます。

札幌発の「まりも」の時刻; 札幌(23:00)〜南千歳〜帯広(3:17)〜釧路(5:50)〜根室(8:22)
根室発の「まりも」の時刻; 根室(20:48)〜釧路(23:28)〜帯広(1:44)〜南千歳〜札幌(5:50)
《釧路が始発のときは 釧路(23:00)〜帯広(1:24)〜札幌(5:50) に変更》

特急「まりも」ですよ!のんびり走りそうな名前ですね。まりもに乗って阿寒湖にいこうかな。



阿寒湖マリモ4カ月ぶり湖底から引き揚げ 2001年4月21日 北海道新聞
 
 マリモが今年も目覚めましたよ〜。阿寒湖で二十日、湖底で冬を越した国の特別天然記念物マリモが、約四カ月ぶりに引き揚げられました。21世紀初めて日 の目を見た(?)マリモ。
 阿寒湖のチュウルイ島にあるマリモ展示観光センターが冬の間は閉鎖されるため、毎年十二月ごろ、展示用マリモを網かごに入れて湖に沈め、氷がとけだし、 観光シーズンが近づくこの時期に引き揚げられています。
 この日の湖畔は小雪が舞い、湖面に薄氷が残る寒さでしたが、阿寒町教委職員らは、引き揚げた網かご五つから、直径十―二十cmの鮮やかな緑色をしたマリ モ百十個を取り出し、同センターの水槽に慎重に移したそうです。このマリモの公開は4月29日からだそうです。
 それからこの日の北海道新聞の読者の投稿コーナーに「お目覚めマリモ」の絵を投稿されている方がいました。ここに載せたいんですが著作権などでお見せで きません。マリモがマリモ羊羹(マリモ羊羹がわからない方はまりもようかん三部作のコーナーをどうぞ)に間違われている絵でした。北海道の人はやっぱりマ リモが身近です。



阿寒湖で遊覧船運航へ湖面の氷割り  2001年4月17日 北海道新聞
  阿寒湖で十六日、春の観光シーズンを前に、湖面を覆う氷を割って遊覧船の航路を開く砕氷作業が行われました。
マリモの展示施設があるチュウルイ島までの航路約六キロが開通するには、数日かかるそうです。同汽船の担当者は「安全な航海のため、天候によっては徹夜も 覚悟で作業を進めたい」と話しているそうです。4月21日から遊覧船の運行が開始されるそうです。
 阿寒湖はまだ氷が張ってるんですね

 




阿寒湖のジオラマ展示室整備…若菜さんも常駐予定 2001年4月11日 北海道新聞
 
 釧路管内阿寒町で建設が進められている環境省「阿寒湖畔エコミュージアム」の施設概要が発表されました。広大な国立公園全体の空撮写真を背景に、熱湯が 吹き出す池「ボッケ」の水音や虫の鳴き声を流すなど、同省施設では珍しい「ジオラマ展示室」が整備されるそうです。
 さらに阿寒湖の生き物を展示するコーナーを設置。国の特別天然記念物、阿寒湖のマリモやイトウを公開する。マリモ研究で知られる阿寒町教委の若菜勇学芸 員も館内に常駐し、展示物の内容や配置に研究成果を反映させる予定だそうです。若菜さんに会えるかもしれませんねぇ…。マリモファンにはたまらない施設に なるかもしれません。



マリモの打ち上げ防波堤問題 2000年12月3日 北海道新聞朝刊
以下本文を要約すると、
『阿寒湖のマリモ保護のため、1961年に建設された「マリモ打ち上げ防止堤」に関し、老朽化した防止堤を撤去して湖岸を自然の状態に戻すのか、改修して 大型マリモが生息する現状を維持するのかで、地元の釧路管内阿寒町で論議が起きている。選択を迫られた町は、専門家によるマリモ打ち上げ防止堤改修検討委 員会(委員長・角野康郎神戸大教授)を7日に発足させ、住民懇談会も開催する。
防止堤はチューブ状の鉄板製。マリモが波や渇水で岸に打ち上げられるのを防ぐため、阿寒湖に残る2つの生息地の1つ、チュウルイ湾岸に長さ約300mにわ たって建設した。長年の波の影響などで破損が進み、現在は100mほどしか残っていない。
防止堤にぶつかって戻ってくる波(反射波)は、転がされたマリモが大型化するという意外な効果を生んでいる一方、戻る波によって群生地が日光の来年2月の 住民懇談会で結果を公表し、改修の是非は町民の選択に任せられる。
阿寒町教委の若菜勇学芸員は「客観的で綿密な事前調査を公開し、住民が自治体の自然保護策を選択する先行事例にしたい」と話している。』



アイスランドでマリモの巨大群生地発見 2000年7月4日 北海道新聞朝刊
 
 以下本文を要約すると 
『マリモの生態調査のため欧州を訪れている阿寒マリモ自然誌研究会はアイスランド北部のミーバトン湖が世界最大のマリモの群生地であることを確認した。湖 底に球状マリモがおよそ2000万個生息し、生息域も湖内約15万平方mと広い範囲に及んでいることが初めて分かった。
同調査団に参加している阿寒町教委の若菜勇学芸員(42)によると、阿寒湖と同じ球状マリモが1平方m当たり約150個の密度で2重、3重の層をなして湖 底を覆っていた。生息域の広がりから計算すると、生息数はこれまで最大規模とされてきた阿寒湖の約100倍の約2000万個に上るという。
阿寒湖の場合は大きさの異なるマリモが混在して生息しているが、ミーバトン湖は直径12〜13cmのものが大部分を占めていた。成長したマリモが死滅せず に残っていることを示すもので、「マリモに適した環境が存在する証拠」(若菜学芸員)とみられる。
また、数10個に1個の割合で、表面が白色のマリモも初めて発見した。若菜学芸員は「表面の部分が成熟し、胞子を放出して白色になったのではないか」と話 している。
調査は先月21日から30日までアイスランド大やミーバトン湖研究所と共同で実施。同湖はアイスランドの火山地帯にある淡水湖で、広さ37平方キロ。』



マリモの球化の解明 1997年9月17日 朝日新聞朝刊
 
 若菜勇さんが長年謎に包まれていたマリモの球状化の過程を解明しました。同年9月18日の日本植物学会で発表しました。
詳細は「球化」のコーナーに載せてあります。



マリモのDNA分析 1997年11月5日 毎日新聞朝刊
 
 長年マリモ類は植物学者の間では『マリモ種』と『ヒメマリモ種』にわけ、さらに生態の違いにから二種六品種に分類していましたが、植田邦彦・金沢大教授 (植物系統学)らが行ったDNA分析で覆されました。詳細は「仲間たち」のコーナーで紹介してあります。この記事では実際にDNA分析を手がけた金沢大学 理学部修士過程の羽生田岳亜昭さんのインタビューや、またマリモが属するシオグサ目の分類について(従来マリモは植物界緑藻植物門緑藻網シオグサ目シオグ サ科シオグサ属マリモ種)植物分類学が混乱していることを紹介しています。



阿寒湖の水質浄化問題 1997年11月26日 北海道新聞夕刊
 
 以下本文を抜粋します。
『マリモで有名な阿寒湖から、水質浄化でワカサギが減ったとの話題
 国の特別天然記念物である「阿寒湖のまりも」保護のため、同湖の水質浄化のために、1986年から使用が始まった下水道による成果が、ワカサギの餌にな る植物プランクトンの減少を招いているらしく、関係者らは「環境と漁業を両立させる妙案はないか」と苦慮しているらしい。
 同湖のワカサギは1929年(昭和4年)洞爺湖から移され、毎年人口孵化で資源確保に努めており、今年は昨年の3倍以上の17億匹の稚魚を
放流したらしい。
 10年ほど前には年間100トンの水揚げがあり、佃煮などの特産品として出荷していたが、昨年は36トン、そして今漁期(10/06-10/17)は 26トンにまで落ち込んでいる。
 同湖の生物に詳しい日野修次山形大学助教授(陸水生物学)によると、植物プランクトンの量から推測される同湖全体での生息可能な魚の量は、
 下水道使用前 1982年  150トン?220トン
 1994年 1995年 調査   99トン?169トン
と落ち込んでおり、「水質浄化により、これほどはっきりと漁獲が減ったのは国内では初では」とのこと。
 阿寒湖漁業協同組合(組合員21名)では、まさに「死活問題」として、困り果てているらしい。』


阿寒町第二期総合計画 1995年7月
 
 この文の中で阿寒町は観光に関しての部分で「当町は、阿寒国立公園区域を中心とした山岳・森林・湖沼など優れた自然景観を有し、「阿寒湖のマリモ」「タ ンチョウ」という2つの特別天然記念物が生息するなど恵まれた自然環境にあり、これらの利点を有効に活用した観光振興を図ってきました。今後も、この貴重 な自然景観の保護に努めながら多様な観光客のニーズに合った観光の展開を進めることが必要となります。」「当町の主要な観光地(施設)の利用状況を見る と、阿寒湖半では、アイヌ舞踊とビジターセンターの利用者が増加傾向にあり、本町では、野営場、パークゴルフ場といったアウトドア型の施設、また、サーク ルハウス赤いベレーの利用者が増加しています。これに対し、マリモ展示観察センター、阿寒湖畔スキー場、タンチョウ観察センターの利用者は横這い状況にあ り、これらの施設の展示及び観察方法、機能面などの充実に向けて再検討が必要な時期になっているものと考えられます。」「マリモ展示観察センターの早期改 修、特に展示内容等の設備の充実を図ります。(作者注;マリモ展示観察センターは1996年に展示内容を一新しました。)さらに、マリモの保護研究のため の施設整備を推進します。」と述べております。また教育・文化・スポーツについての章の中で
「文化財保護の推進
 特別天然記念物である「阿寒湖のマリモ」「タンチョウ」の保護及び調査研究を推進するとともに、歴史的文化財、郷土芸能などの保護・保存を推進します。 また、それぞれの保護・愛護団体及び保存・伝承グループの育成支援に努めます。
関連施設の整備充実
 マリモ・タンチョウに関する展示及び研究施設の計画的な整備を図るとともに、郷土の歴史・自然・文化を総合的に理解する場としての郷土・民族資料館の設 置に向けての検討などを進め、文化財に関する学習機会の提供と保護思想の啓蒙・普及を図るとともに、その継承に努めます。
客員研究員など新たな制度の検討
 当町の貴重な文化財に関し、専門的に研究する人材を全国的に募るなど、より高度な地域文化の発展につながるための新たな制度の検討を図ります。」とのべ ています。詳細は 阿寒町第二期総合計画をどうぞ。

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