高緯度に位置するア
イスランドの北部にあるミーヴァトン湖にマリモがいます。アイスランドは火山の国です。阿寒湖も同じく火山の湖です。ミーヴァトン湖
も火山の影響の温泉が流入することが阿寒湖と同じ共通点です。ミーヴァトン湖は面積37平方キロメートルと阿寒湖の2.8倍なのですが、水深は2mと浅い
湖です。高緯度に位置しているにもかかわらず温かい温泉が流れているので冬でも結氷しません。
ミーヴァトン湖には直径10〜13センチのものが2千万個生息していると考えられていますが、阿寒湖には10センチ以上のものは90万個ほどに過ぎませ
んから20倍以上の数の大型マリモが生息しています。さらにミーヴァトン湖のマリモの中には遊走細胞(子供の一種みたいなものです)を出しているのか白い
マリモがいます。これは大変稀なことで日本では確認されておらず、マリモの繁殖機構が解明されるのではと思われています。
ミーヴァトン湖は水鳥の繁殖地で水鳥の餌としてマリモが注目されていますが、水鳥は近年減少傾向にあります。同じく減少傾向を示しているマリモとの関係
が注目されています。 |

阿寒湖畔EMCに展示されているミーヴァトン湖
のマリモ

これも同じく阿寒湖畔EMCのミーヴァトン湖のマリモ。水槽に寄ってみました。

展示されているミーヴァトン湖のマリモは小さな球形をしていますが、一部は泡をつけて浮いていました。これは光合成にアワによるものというより水を循環さ
せているのでその際に入ってくる細かな空気の泡がくっついて浮いているようです。
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