| マリモの育て方
まず水道水でよく洗ってあげます。そのあと買ってきたマリモを塩水に入れて冷蔵庫に10日ほど入れておきます。塩水の濃度は水道水100mlに食塩を
2.5グラムほど溶かしたものを用います。(厳密に測らなくて結構です。)この冷蔵庫に閉じ込めてる間にマリモが茶色くなってきたりしたらすぐ取り出して
あげて、真水に入れ光に当ててあげてください。購入先のマリモ管理状態によっては冷蔵庫に入れている間に体調を崩すかもしれません。注意深く観察してあげ
てください。 冷蔵庫に入れるのが終わったら、水道水で洗ってあげてから下に移ってください。
次に塩水ですが、淡水性の植物のほとんどは海水では暮らしていけません。ただマリモはどういうわけか、海水と淡水が混じるような汽水
湖にも生息し、薄い濃度の海水では成長速度が速くなることも報告されています。心配なく塩水に漬け込んでやってください。 この冷蔵庫の塩浴はいわば、殺菌や消毒、殺虫のようなものです。こういったある生物を殺すような作業は、ある生物は耐えられるけど、
こっちの生物は耐えられないというような体の仕組みの差を利用して行うものです。例えば農薬散布もキャベツは耐えられるけど、青虫は耐えられないというよ
うな差がある薬物を散布します。せっけんで手を洗うのも人間は耐えられるけど手にくっついた悪玉微生物はせっけんの特性に耐えられないといった差を利用す
るわけです。
この冷蔵庫塩浴では、マリモは低温、暗黒、塩分に耐えられるけど、マリモに付着している生物はこういった条件に耐えられない差を利用して、付着生物を少なくしようと
意図したものです。もちろんなかには低温、暗黒、塩分にへこたれない生物もいるので完璧に根絶やしにするのは難しいです。 ========以下はおまけ。マリモの育て方には関係ありません。読む必要も特になし==== ちなみにこのマリモの冷蔵庫塩浴、インターネット上はおろか、ネット外の一般世間でも言われておりません。ということなので、このサイトが世界初の言い出しっぺです(笑。研究者はマリモの性質の発表はしても、一般家庭におけるマリモの育て方の発表なんかしないですからね。 じゃ冷蔵庫塩浴ってどこから来たのよ、というのはですね、管理人が上で紹介したようなマリモの特徴を知りまして、この性質を利用して一般家庭でもマリモに付着している他の藻やバクテリアなどの微生物をある程度は減らせることができないかなと思って、考えたものです。 ということなので、将来マリモの冷蔵庫塩浴が一般化され、冷蔵庫だの塩水だの、よそのサイトも掲載するかもしれませんが、そこはこのサイトを見て作ったということです(笑。 まぁ、マリモのためには塩浴の知識が拡がるのはいいことだと思うので、そういったサイトにいちいち「転載だ!」といった指摘はしないと思います。私にも先人達の研究結果を参考にしてサイトを作っている面もありますからね。 でも、冷蔵庫塩浴に触れた文の直下に(マリモ…その愛…内○○のコーナー参照)のような参照先紹介位はして欲しいものです。またこのサイトを見てマリモを育てる上では問題ないですし、完全な誤りでは無いもののわかりやすくするために、このコーナーも含め、サイト内には意図的に「間違えて」いる箇所もあるのですね。孫引きでは、そういった点に気づいた人の質問には答えられないでしょうし、その辺の説明責任はどうするんでしょうか。 まぁ、あれです。大学の教授が、学生の授業への集中度を見るために意図的に間違いを混入させておくようなものです。 マリモについてネットで調べようと思ったら、おそらくこのサイトを通過するでしょうから、あとから訪問者の方に「あのサイトはパクってたんだ」と思われな いためにも、参照とか参考とかははきちんとしておいたほうがいいと思います。余計なおせっかいなかもしれませんが…。このサイトは情報ソースの消失を防ぐ ために、基本的に転載不可の姿勢ですが。(つまり転載されたものがさらに転載され…と繰り返すうちに情報の出所すらわからなくなってしまうのを防ぎた い。) ついでにもう一つのPAKURIあぶり出しポイントを紹介しておき ましょう。それは「雑藻」という言葉。このページの第一文はかつて、「マリモの表面は一見きれいでもたくさんの雑藻(マリモ以外の藻、マリモの敵)や微生物がくっ ついています」と表現されていました。しかし雑藻とは本来、昆布・海苔・モズクなど食用の藻類を栽培し たり採取する際に、混入したり混生したりする目的の食用藻類以外の藻に対して使う言葉です。ジャガイモ畑に生える雑草と同じような使い方をする言葉なのですね。 ですのでこの言葉をマリモに対して用いるのはちょっとなぁ、と思ったのですが、「マリモには濫藻・珪藻・マリモ以外の緑藻および藻類以外のバクテリアや、 菌類、粘菌の仲間なども付着しているかもしれません」と書くのもくどかったので、端折って日本語には漢字の概念で伝わる面もあるし、わかりやすいかなと思い「雑藻」と書いたのですよ ね。しかし、こんなにマリモのネット界に雑藻という言葉が氾濫するとは思わなかったので、ちょっとやベーよ、と思っている次第です。 逆に「マリモの 表面に雑藻が…」などとしたり顔で書いているサイトは、、、、まぁそう言うことです…(笑) と、このようなことを書くとそれとなく「雑藻」という言葉をサイトから消す方も多いと思いますが、似たような言葉トラップはこのサイトに満載なので安心 してください。 我ながら癖のある言葉で書いていますから。その単語が一般的に植物業界や藻類業界で使われているものなのか、それとも管理人の裁量で意図 的に混入しているものなのか、ただ単に管理人が間違って使っているのか(^^; 、判断できるのは私だけ。 私の単語の誤用まで参考(転載ではない、つまり語順とか語彙とか微妙に変えていた)していたサイトを見つけたときはびびりましたが、自業自得かな(^^; 結構そんな場面にも出くわします。
1、用意した容器に水を入れマリモをポチャッと落としあとは好きなようにアレンジして下さい。 2、マリモ栽培の上で一番気を使うことは水温だと思います。マリモは高温に弱いのです。水温が30℃を超えないようにし
ましょう。35℃の水にマリモを7時間浸すと細胞の30〜50%が死亡したという実験もあります。つまり水温30〜35℃の間がデッドラインです 家で栽培するときは水温が高くなったり、水が汚れたりしてきたら水を替えましょう。
目安としては二週間に一回程度で良いですが、マリモの個数、水温、容器の大きさなどによって変わってきます。マリモの活動が低下する冬はもっとサイクルが
長くて大丈夫でしょう。このとき水道水で結構ですのでよく容器のガラスとかを洗ってあげてください(ただし洗剤は使用不可)マリモには目で
見えない生物(マリモ以外の藻、マリモの敵)が付着していてこれが繁殖すると病気になります。マリモ本体も洗ってあげるとこういった生物繁殖の予防にもなります。
1、まずマリモの病気は発生を防ぐことが肝心です。はっきり言うとマリモが一回病気になって完治する確率はとても低いで す。ですから日常の水替えなどの健康管理がとても大切です。 2、マリモを入れてる容器の蓋は水温が低いときは閉めておいたほうがいいでしょう。ひっくり返したとき片付けるのが大変ですし、埃や虫 などが入るかもしれないですし。しかし夏や暖かい日が続くようなときは蓋を取ったほうがいいです。蓋を取ると水が蒸発し、そのとき熱を奪っていくので、高 温に弱いマリモを水温の上昇から守ることができるからです。 3、阿寒湖のマリモは透明度の低い、水温のあまり高くない湖(阿寒湖の水温が25℃以上になる日は1年に数日程度)に生息しているの で、低温や少ない日光にも強いです。ですから冬に暖かい水を入れてあげたり、人工的な光を当ててあげることは必要ないでしょう。 4、そして非常に大切なことですが、マリモは生物ですから生物としての扱いをしてください。例えば水換えや容器の掃除のときに洗剤を 使ったりしてはいけません。 5、あと過保護はいけませんよ。毎日、毎日マリモと遊んであげたり、水換えを3時間ごとにおこなったりするのははっきり言ってマリモの 生育に何一つ良いことはありません。遠くからしっかりと見守ってあげる、マリモブリーダーの理想です。 6、マリモは非常に生長の遅い生き物です。育てていても生きているのか死んでいるのかわからないようなところがあります。なかなか大き
くならないからといって捨てたりいじめたりしてはいけません。マリモのペースにあわせて育ててあげて下さい。上手に育てればあなたより長生きしますよ。
以上マリモの育て方を書いてきましたが、わからないことがあれば掲示板にお書きください。わかる範囲でお答えします。
2002年5月15日 大改訂 2004年10月2日 最大改訂
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