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アザラシを見るときのルール 1、静かに見る。 これは一番重要なルールでもありアザラシを見るコツでもあるので す。野生のアザラシは大きな音や声には驚いてしまうので逃げていきます。野生アザラシを見つけると「アザラシ だーーー!!!」と絶叫する方、「ゴマちゃーん」と大きな声で呼ぶ子供。また手を叩く(呼んでいるつもりなのかな?)方もいます。 野生アザラシはぬいぐるみのように見えてもペットじゃないんだから、音を出しても人間に寄って来るわけはありません。むしろ音を出すと上陸しているアザラシが警戒してしまい、ドボンドボンと水中に潜ってしまうこともあるので物音 は極力出さないようにしましょう。声以外にも、車のエンジンをかける音などにも注意しましょう。 2、派手な動きをしな い。必要以上に近づかない。 野生動物は危険を感じたらあっという間に逃げてしまいます。そのためには警戒させないことが重要です。相手が野生の中で生きる生物であることを自覚しましょう。 3、お菓子のような食 べ物を与えない。 これも絶対に守っていただきたいルールです。野生動物が人間の食べ物を貰うことに慣れるとそれに依存してしまい自力で生きていけなくなり ます。また人間の食べ物には野生のアザラシが通常摂取しないような物質も含まれています。(海に暮らすアザラシが人間のお菓子のようなものを食べているわ けありませんよね。)人間の食べものを食べるとアザラシの健康に害を及ぼす可能性があります。食べ物以外でも物を投げたりしないようにしましょう。 4、ゴミを残さない。 アザラシに関係なくどこに行っても言える基本的なマナーですが…。ゴミも全て持ち帰りましょう。タバコを吸う方は携帯灰皿も 忘れずに。生息地が国立・国定公園の場合、面倒なことになります。 5、生体・死体を問わ ず野生のアザラシには触らない。 あまり無いケースだとは思いますが、触ることのできる場所にアザラシがいても触らないようにしましょう。野生のアザラシは寄 生虫を持っている可能性があります。また野生のアザラシは凶暴です。うかつに近づくと威嚇してくることもあります。むやみに捕まえたり拾ったりしないよう にしましょう。実際2007年6月から7月にかけては野生にアザラシに近づき過ぎた女性がかまれたり引っかかれたりして救急車が出動するという事故が相次 いで起きました。野生のアザラシは近づかないように。まして触るのは論外です。 アザラシが衰弱して海岸に打ち上がっているのを発見したら、最寄の水族館・動物園・獣医さん等の専門家がいる施設に連絡して指示を仰ぎましょう。これら の施設の連絡先がわからなかったら最寄の市役所・町村役場に連絡すれば対応してくれると思います。 生息地に行く前の準備 情報収集編 北海道の野生アザラシというのはたいてい人間から見ると不便な場所にくらしているので、事前に生息地の情報チェックを入念に行わければなりません。アザ ラシそのものの情報はこのサイトに載せているので大丈夫だと思いますが(というよりほぼ運を天に任せるしかない…(^^;)、生息地がどういう場所なのかは 把握しておきましょう。 私は最低でも以下の項目くらいは調べて行きます。 ・アクセス方法(生息地までの道・距離・所用時間・公共交通なら時刻 表・レンタカーなら営業所とその営業時間) ・当日の天気(特に気温・風・波・潮の干満・日の出日の入り時刻) ・平年の天気(特に気温←装備・服装の参考のため)、 ・付近の人家の有無(人家が無い場合は食料(車の場合、ガソリンも) の準備も欠かせません。)
ページの下のほうに管理人が野生アザラシを見に行く際に、気象や道路状況の情報収集に利用するサイトやライブ画像サ イトを載せておきますので、ご入用の方はどうぞ参考にしてください。 装備編 ・防寒対策をしっかり。 北海道は真冬時は氷 点下になるのが普通です。さらにアザラシ生息地は沿岸部なので風が強く、体感温度は恐ろしいことになります。無雪期でも急に寒くなることもあるので油断は 禁物です。また個人的に一番油断してしまうのが「耳」です。冬に風がある場所では10分も耳を外に晒しておくと痛くてたまらなくなります。耳あてがあれば 一 番良いのですがタオルやマフラーを巻くだけでも結構防げます。 服装はもちろん冬靴・手袋・カイロなども用意したほうが良いと思います。 ・双眼鏡は必携アイテム。 アザラシは野生動物ですから人間が近づけるところにはいません。100m以上離れたところにいる場合も多いです。 ま たアザラシ捜索に慣れないうちは、岩の上に乗っかっているアザラシを肉眼で識別するのは難しいです。ですので、野生アザラシを見に行く場合、双眼鏡は必須 アイテムと言えます。またアザラシ以外にも、オジロワシが飛んでいたり、フクロウがいたりする北海道なので双眼鏡を持っているといろいろ楽しめます。倍率 は低倍 率(8倍程度)のものがおすすめです。 アザラシ捜索に特に高価な双眼鏡は必要ではありませんが、選んではいけない双眼鏡もあります。下のほうに双眼鏡の選び方に ついて書いておきました。よくわかんないけど、これから双眼鏡を買おうかなという方の参考になれば嬉しいです。 ・コンビニを当てにしない。 アザラシ生息地周辺にはコンビニなんぞありません。食料やカメラの予備電池等を現地で購入するのはほぼ不可能なのでその辺の準備も入念に。 ・携帯電話も当てにしない。 最近では携帯電話の普及に伴い、野生のアザラシを見に行っても「こんなところにもFOMAの電波が届く」と感動することが多いのですが、基本的に携帯電 話は使えないつもりで行きましょう。 私の経験では2006年の時点では、抜海港・宗谷漁港・焼尻島・網走湖・襟裳岬の各野生アザラシ生息地では携帯電話(ドコモのFOMA)が使えたと思い ます。また北海道の地方でも各町村の役場があるような大きな集落では携帯電話の電波は届いていますから安心してください。 生息地に行ったら アザラシの生息地近くに行って一番最初に行う重要なことは「地元の人からアザラシ 情報を聞く」ことです。野生ア ザラシを見に行くという事は、あまり見かけ ないモノを知らない場所で探す事です。ですから当然その場所に詳しく、探しモノを日常的に見ている人から情報を貰うのが、探しモノを手っ取り早く見つける 方法 です。恥ずかしがらずに聞きましょう。今まで私が出会った方はみんな親切に情報を教えてくださいました。 ただアザラシによる漁業被害の出ている地域では、私は漁師さんにアザラシについて質問する事は自主規制しています。 以上が野生アザラシを見るときのコツとい うか私の行動です。「こうしたほうが見つけやすいよ」とか「こんなことも注意したほうがいいよ」とかご意見がありましたら管理人まで掲示板なりメールなりでお知らせください。 〜以下はおまけコーナー〜 =アザラシ観察用の双眼鏡の選び方= 双眼鏡はいっぱい出ていますが、まだアザラシを見たことが無く、双眼鏡を買ったことの無い方がアザラシを見るための双眼鏡を探すとなると、なかなか 勝手がわからないと思います。結論から言うと、低倍率(8〜10倍程度)の名の知れたメーカーの商品を実際に覗いてみて自分の好みと財布の具合で決めれば 大体大 丈夫です。が、手を出してはいけない双眼鏡というのが存在するのまた事実…。以下ではアザラシのために双眼鏡を初めて買うような方に向けて失敗しない双眼 鏡の選び方を書いております。 絶対に買ってはいけない双眼鏡 ・ホームセンターで3000円とかで売っている怪しいメーカーの激安双眼鏡。(性能もそれなりです。一流メーカーの真っ当な双眼鏡が数千円程度で手に入る のに比べると、ぼったくりともいえる双眼鏡です(^^; ) ・高倍率ズーム式双眼鏡(通販にありがちなのですが「ズーム式20〜100倍!」などと宣伝される双眼鏡です。簡単に言ってしまうとズーム式は視野が狭く 暗いので使いづらいのです。加えて手持ちで双眼鏡を使う場合は高倍率になるほど手ブレがひどくなります。岩の上の野生アザラシを手持ちで探す場合、高倍率 の双眼鏡は使いにくくて仕方ありません。私は20倍の双眼鏡でも手持ちだと辛いです。 です ので100倍という倍率の双眼鏡はまったくもって使えません。逆に言うとまともなメーカーは高倍率ズーム式は使えないことを知っているので製品を出してい ません。) アザラシ観察に向かない双眼鏡 ・高倍率双眼鏡 (高倍率の双眼鏡は低倍率の双眼鏡よりスゴそうに見えですが、決してそんなことはありません。特にアザラシのような動物を離れた場所から 手持ちで見つけて観察する場合、高倍率の双眼鏡は使いにくいものです。また高倍率になるほど手ブレがひどくなります。よって手持ちで双眼鏡を振り回しアザ ラシを発見するというようなアザラシの初期捜査には向きませ ん。15倍以上の倍率の双眼鏡のみでアザラシを探しに行くのはおすすめしません。) 双眼鏡を買う際、買う機種が別れる点 ・低〜中倍率ズーム式双眼鏡 (上記で触れた高倍率ズーム式は論外として…、国内一流メーカーも8〜16倍程度のズーム式双眼鏡を出しています。これをど う 評価するかですが、個人的にはおすすめしません。やはりズーム機能の無い同程度の倍率・大きさの双眼鏡に比べれば視野は狭いし、暗いです。そして値段も若 干高い。その 割りには同倍率のズーム無しの双眼鏡に比べて「よく見える」わけでも無いですし。ただ実際に覗いてみて、ズーム無しの双眼鏡と比較し納得の上で買うならあ りではないか と思います。) ・大きさ (簡単にいうと双眼鏡は対物レンズ(目を当てないほうのレンズ)が大きいほど視野が明るくなります。ですが、レンズが大きいほど双眼鏡も大きく なり、場所はとるし重くなるし で、携帯性は悪くなります。野生アザラシを見る時は、長時間にわたり手に持って覗いたり、あるいは移動で激坂を上ったり、藪に分け入ったり、フェリーに乗 り遅れないように走ったりするわけですから、携帯性というの はかなりのアドバンテージです。これは各個人の体力と好みなので実際に手にとって選んでいただくしかないのですが。) ・値段 (経済力に応じて当然、投資できる金額が違います。双眼鏡は基本的に値段と性能が比例する世界です。私の場合、海に落としそうになったりフェリー の待合室に 置き忘れたりという自分の性格と潮風に晒されたり雪をかぶったりというアザラシ観察の状況・学生という収入状態を考えると、なかなか高級機に手を出せませ ん(^^;) =管理人おすすめの双眼鏡= 長々と書いてきましたが「結局お前のおすすめ双眼鏡はどこの何よ?」と言われるとですね、この項の冒頭にも書いたとおり一流メーカーのズーム無しの8倍 〜10倍程度の機種であれば、あとは覗いて比較して個人の好みでよいのでは、というのが結論です。双眼鏡売り場で、実際に手に取り、店内を見回すだけで も、それぞれのメーカー・機種で色の具合や視野の広さ、明るさなどが違うのがお分かりいただけると思います。で、その中から好みのものを選べば大丈夫で す。 一流メーカーというと国内メーカーでは「ニコ ン」「ペンタックス」「ビクセン」「オリンパス」「フジノン」「キヤノン」あたりですかね。某健康社製の双眼鏡はあまりおすすめしません。キヤノンも現在 は手ブレ補正搭載の値段の高い双眼鏡しか出していないので初心者向けではないかも。 ただ地方にいると、なかなかお店で実機を触って見比べたりできないんですよね。展示されている双眼鏡も少ないです。通販だと実際に覗いて選べるわけじゃ ないので、高級機を買うのは勇気が要りますし。 そこでそれなりに小型で携帯性も良く、値段も一万円程度のおすすめできる入門機種を以下に載せておきます。「実際にお店へ買いにいけない!」という方は 参考にしてくださいまし。メーカーや小売店のサイトに直接リンクするのもあれだったのでamazonサイト内の該当機種にリンクを貼っておきました。 ・ペ ンタックス タンクローR ・ペ ンタックス タンクローWP (上記タンクローQの仲間。1m防水ですので水に落としても大丈夫ですし、丸洗いできます。実売10000円を切っ ています!アザラシ捜索では海に行きますのでもちろん濡れる場面も多いです。またアザラシ以外でも屋外で動物を見る際には雨や雪が不意に降ってくることも 多いので防水はある意味「必須機能」です。そんな高性能の双眼鏡が10000円以下で手に入るとはすごい時代になったものです。フィールド入門には一番お すすめかも。。。 ) ・ニ コン スポーツスターEX (ニコンの製品です。防水仕様で1万円を切っております。実売は9000円程度でしょうか。こちらの商品も安くて軽く、広視界でお勧めです。リンク先のア マゾンでは安い値段で売られていてびっくりしました。) ・ニ コン トラベライトEX もっと本格的な双眼鏡が欲しい!という方はご自身で情報を漁ってみてください。 私自身はアザラシ見物には車のダッシュボードにタ ンクローの旧型モデルを入れており、大体それ1つで事足りております。車に放置できる程度の価格であるというのもタンクローの気軽さ でもあります(^^) アザラシ捜索に使うサイト =気象情報の検索= 気象庁|電子閲覧室(過 去 の20km間隔に設置されているアメダスと、気象台によって観測されている過去の気象統計データを最高一時間間隔で検索できます。すごい世の中になったも のです。訪問前に気温等を調べておくと便利です。) 気 象庁|潮位表(北海道)(文字通り潮の干満を調べるサイト。) Yahoo 天気情報-北海道の波予測アニメーション- (波の高さ・向きはどこの天気予報サイトにも出ていますが、ヤフーの天気情報が優秀なところは波の長 期予報をアニメーションにして波の変化を表示して直感的にわかりやすくしているところです。) Yahoo 天気情報-北海道の風予測アニメーション- (上記の風速・風向きバージョン。) 国立天文台>こよみ の計算>日の出日の入り (日の出・日没時間を検索できます。市町村レベルでの検索が可能だけどそんなに細かいのはいらないかも(^^;) JWA-気象協会(携帯電話用サイト 気象協会提供の携帯電話用の天気情報サイト。かなり細かい現在の各地の天気情報(気温・降水量・風向・風速)が一 時間おきに更新(多分アメダスと連動している)され、天気予報(風速・風向・波高情報あり)、さらに各地の日の出・日の入り、潮の干満情報まで無料でカ バーす る鬼のようなサイト。アザラシ生息地の現場付近にいても情報が入手できるので重宝するサイトです。(←ドコモ用のサイトの場合) 「アクセス方法 NTTドコモ 「メニュー/検索」→「天気/ニュース/ビジネス」→「天気」→「気象協会」 EZweb 「カテゴリで探す」→「ニュース・天気」→「天気」→「てんコミ」 Y!ケータイ 「メニュー/検索」→「天気・ニュース・経済」→「天気」→「気象協会」」) =北海道内各地やアクセス道路の状況を画像で見られるサイト= 北海道開発局 道路画像リンク集(北海道各地の国道に仕掛けられ たカメラから現在の道路の画像が見られるページ。道路が凍っているか一目瞭然。トップページのみリンクフリーなので、トップの上記メニュー内から「道路」 →左記メニューから「北海道の道路画像リンク集」へ入ってください。) 北の道ナビ【峠情報】 (北海 道の峠の画像・気温・風向き・路面状態が見られるサイト。厳冬期には重宝します。携帯版あり峠に差し掛かる直前まで情報をチェックできるのでそちらも忘れ ずに。携帯版へは最上部メニューにアクセス方法が書いてあります。北の道ナビトップページでは北海道内 での各市町村間の距離と時間検索もできるので重宝します。) NTT Infomation LIVE (上記2サイトは道路に主眼を置いたサイトですが、こっちは観光・人が主の道内ライブ画像サイト。宗谷岬とか紋別とかの今の様子が見られます。) =地図・ルート検索サイト= ルート検索-生活地図サイト Mapfan web (文字通りルート検索サイト。「札幌駅〜抜海港までのルートの検索と距離」といった計算ができます。カーナビみたいなもんかな。) 2006年11月17日作成 Copyright (C) 2005-2012 ひろき. 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